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客が来ないタバコ屋が潰れない3つの理由と儲かる仕組み

街にあるタバコ屋はなぜ潰れない?
街にあるタバコ屋は明らかにお客さんが入っているイメージがなく、実際に定点カメラで写してみてもお客が少ないのは否定できません。

入ってもお店の人は出てこないこともよくあり、いつもは、店の奥でテレビを見ていたり、寝ていたりする。

葉巻も置いてあるが、ただ飾ってあるだけと言っても良い。
店に来るのは1日、3~4人くらい。

一応売値の10%が利益のようです。
タバコの値段はJTが決めて国の認可を貰う…という方式です。

たとえ1万円売れても、1000円のお金しか儲からない。
タバコ売り上げはそれくらいでしょう。ではなぜ経営をしていけるのでしょう。
自動販売機も外に3台はある程度です。

なぜ潰れないか?それにはちゃんと理由があります。
①ライバルがいない。
タバコ屋は、一定のエリア内に1軒と決められています。コンビニでも勝手に置けない。

②自動販売機で売る。
店には3台かもしれませんが、雀荘やレストランなどに60台ぐらいは置いてあり、1番売れている販売機は、1週間で12万円のお金になる。深夜に補充しているので、昼間は眠い。

③持ち家なのでお金がかからない。
人件費もゼロ。1年で億を超える売上がある。利益は1割。

こう考えたら儲かっているようですが、禁煙ブームの到来により小さな店や自販機に頼っていた店は少しずつ潰れています。
潰れている→倒産、ではなくタダで借りていた自販機を引き上げられてしまったなど。
自販機の売り上げが少なくなり儲けがわずかになってしまった。
そのような理由から「廃業した」と言った方が正確かもしれません。

ただ、今まで適当にやってきた「ツケ」だと思います。
確かにJTが国内製造独占なのは有名ですが販売では他国商品と競争しています。
しかしタバコ店はいまだ許可制度で、原則、商圏を守られています。
タバコの取り扱いがないコンビニの近くでどう見ても経営努力してなさそうなタバコ店をみかけるかもしれません。

その店の話ではないが、一般論として
例えば賞味期限切れでも平気で売るような店は自然淘汰されるのが当たり前ですよね。

期限切れに限らず、タバコ店は経営努力が見られない店が多すぎる印象を受けます。
自販機が汚なかったり、呼んでもなかなか出てこない、タバコの知識がないなど

こんなの他の業種だったらとうに潰れて当たり前の世界です。
近所からタバコ店がなくなって不便になる人も多いでしょうが、やる気のない店は辞めるのが当然かと思います。

タバコ屋を始めようと思った場合
開業には財務大臣の許可が必要なため、JTの審査を受けることになります。

まずJTに必要書類を提出して、次に一定エリアに店舗がないかどうか等実地調査があり、認可が下りれば登録免許税を払って開業することができます。

利益率が低いタバコをコンビニで取り扱っている理由
コンビニ各社は利益率の高い商品を売りたがります。なので、揚げ物やおでんなどを目立つ場所に置いて、タバコは目立たないレジの裏にあることが多いです。

たばこは利益率が低いにもかかわらず、置いてあるコンビニが多いです。
それはおにぎりや缶コーヒーなどついでに買う商品に期待しているからです。
タスポ導入以降はコンビニでタバコを買うのが当たり前になっています。コンビニ各社はそれをうまく利用しているのです。


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