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喫煙場所の中で安心して一服できるかリスクを評価したので喫煙者は必見

喫煙者にとって街中に潜む安全な場所とリスクある喫煙場所を紹介します。意外な場所が危険だったりするので注意しましょう。

安全な場所を確保する
喫煙所
路上やコンビニの前には、スタンド灰皿があります。
特に、大きな駅周辺には、スタンド灰皿マップもあります。
緊急避難場所として、毎日の生活動線上での、スタンド灰皿の位置を記憶しておくことも大切ですが、多くは路上喫煙であり、煙の行方を考えると、決して安心とは言い切れません。

特に、駅周辺のスタンド灰皿は、多くの喫煙者が集まり、大量の煙の発生源になっており、道行く人たちからは、ニコチン中毒者の巣窟と白い目で見られ、回避行動をする通行者も少なくありません。そのためには、通行量の少ない喫煙所を探しておくことが重要です。

できれば、メインの道路から、脇に一本入り、多くの通行人の目に留まらない場所。
言わば、隠れ家的喫煙所が理想です。また、ケータイ灰皿を常備していると、スタンド灰皿や他のスモーカーとの距離を、上手く自由にとることができます。

スタンド灰皿に縛られない行動の自由性を担保しておくことも、リスク回避には大切なポイントです。また、大規模商業施設、百貨店、ホテルなどにも、無料の喫煙スペースがあります。
基本的に、外部に煙やニオイが漏れない工夫がなされています。

路上喫煙所と比べると、より安全で、快適な環境で、たばこが吸える場所だと言えます。
特に、リニューアル、あるいは新設の施設の喫煙スペースは、換気や内装も進んでおり、冷暖房完備で、人が少ない穴場的喫煙スペースも増加傾向にあります。
積極的に情報収集し、利用するようにしましょう。

現在、東京灰皿(iPhone用アプリ)喫煙所マップ(Android用アプリ)などの無料アプリがありますが、スモーカーとしては当然インストールしておくべきです。
特に、経験知の少ない土地では有用ですし、隠れた喫煙所の発見にもつながります。
最低限の情報を確保することは、安全なスモーキングの第一歩です。



喫茶店・カフェ
ゆっくり安心して一服するための基本は、絶対安全な喫茶店を確保しておくことです。
つまり、あなたの「ホームグラウンドカフェ」を確保しましょう。

単に喫煙可能で、分煙が中途半端なお店では、嫌煙者が近くに存在する可能性があるので、リスクはゼロとは言えません。
きちんと、扉や仕切りがある。1階禁煙、2階喫煙とフロアが分かれているなどの、完全分煙されているお店を確保しましょう。

また、立地場所や時間帯によっては、禁煙席は空いているのに、喫煙席は満席という状態に遭遇することがあります。
コーヒーのトレイを持って、階段を上ってみたら、空席がない。この心理的ダメージを避けるためにも、自分の一番利用する時間帯に、キャパシティに余裕ある喫茶店をホームグラウンドにしてください。

客の滞留時間、流動性を考えると、大手チェーンではない、常連客の多い独立系喫茶店がやはり理想です。

残念ながら、今はかなり淘汰されつつありますが。普段の生活圏ではない場所で、安心な喫茶店を探す場合には、日本全国チェーン系カフェ・喫茶店マップなどのサイトが有効ですが、大手チェーン系カフェでは、スターバックス、アフタヌーンティーは、基本、禁煙。
ドトール、タリーズ、コメダ珈琲、プロント、カフェ・ド・クリエは、概ね喫煙可能。
ということは、基本知識として、頭に入れておきましょう。

さらに、漫画喫茶やネットカフェは、基本個室で、まだ喫煙席の方が多いようです。
大型店ではフロアによって喫煙、禁煙が分かれているお店もあります。
長時間の休憩の場合、喫茶店よりも、コストパフォーマンスはいいと思いますし、穴場として、選択肢に考慮、しておくことも忘れないでください。

利用者が若年層が多いため、年輩の方には、心理的な障壁があるかもしれませんが、基本的に、他人に興味のない人の集まる場所なので、周りにあまり気を使う必要はありません。

また、都市部では、自分で一生懸命足で探すよりも、安心してたばこの吸える喫茶店を教えてとツイッターでつぶやく方が、お店が早く見つかる可能性が高いかもしれません。
ホームグラウンドカフェを数多く持つことにより、ノマドワーカーのように、ノマドスモーカーという生き方も、今後は増える可能性があります。

チェーン系カフェの分煙率
タリーズコーヒー 70% 完全禁煙 30%
こめだコーヒー 76% 完全分煙21% 完全禁煙1%
カフェ&バー プロント 88% 完全分煙33% 完全禁煙8%
カフェドクリエ 84% 完全分煙32% 完全禁煙11%


パチンコ屋
緊急時のトイレに、コンビニを利用するように、近くに、喫煙所がない。喫茶店もスターバックスしかない。そんな時は、パチンコ屋を利用する方法もあります。

目的は、一服ですから、パチンコ台の席ではなく、休憩所で一服しましょう。自動販売機もありますし、大型店ではソファで、美味しいコーヒーを飲むこともできます。
パチンコ好きの人は、つい玉を打ってしまうかもしれませんが、それは、あなたの時間と財布の都合に合わせた自己判断で。

確変が続いても、ハマリが続いても、たばこに火を点ける回数は増えてしまいます。
一服のつもりが、何服にもなってしまう可能性があります。

時間のない時は、あくまでも、緊急時用として、一服したら退店しましょう。
ま、時間のない時ほど、不思議と出るものですが。蛇足ですが、最近は、禁煙席や禁煙フロアのあるパチンコ屋も増えています。パチンコ屋=喫煙天国という既成概念は、少し改める必要があると思います。


リスクの高い場所を避ける
コンビニ
多くのコンビニの入り口近くには、スタンド灰皿があります。
時々、一服しているスモーカーを見ることがありますが、はたしてどうでしょうか?
コンビニに入る客、出ていく客が、すぐ近くを通ります。
たばこの煙やニオイが、店内に侵入していく場合もあります。
お店の前で、うんこ座りしている若者たちよりも、煙たがられる存在になっていないでしょうか。

大型のコンビニでは、お店の入り口付近ではなく、離れた場所にスタンド灰皿を設置している場合もありますが、多くはやはり、入り口付近です。
コンビニのスタンド灰皿は、そもそも、ポイ捨て防止のためであり、そこでゆっくり一服してくださいというためではありません。

最近は、コンビニでたばこを購入するスモーカーが多いと思いますが、スモーキングは、やはり別の場所で。
コンビニで買ったお弁当を店の入り口でいきなり食べる人は、まあ見ませんので。


公園
地域差はありますが、禁煙の公園が増えています。
分煙の公園、つまり、喫煙コーナーが作られている公園はあります。しかし、公園は、何よりも誰よりも、大切なお子様やお犬様たちが、自由に動き回る場所であることを忘れていけません。

たとえあなたが、ルールを守り、喫煙コーナーから1ミリも出ていなくても、あなたのたばこの煙が、何よりも誰よりも大切なお子様やお犬様に、触れてしまう可能性は、ゼロではありません。

実際、東京北区で、公園で自分の娘がたばこの煙による受動喫煙の被害を受けたとして、10万円の損害賠償の訴訟を起こした父親の例もあります。
どれだけ、周りに気を使っていても、いつ何どき、立ち入り禁止の緑の茂みから、お子様やリードの放されたお犬様が飛び出してくるか分かりません。

また、無風状態でも、たばこの煙の到達範囲は、直径14メートルの円周内であると持論を主張する禁煙運動家の親や飼い主が、14メートル先から走ってくるかもしれません。
公園はもはやスモーカーにとって、安心して一服する場所ではないと考えるべきです。むしろ、危険が多い、


ファミレス
多くのファミレスは、分煙が進んでいます。
だから、大丈夫じゃないかと思うのは、非常に危険です。

あなたが喫煙席で、静かに一服していても、彼らがやってきます。そう、大声や奇声を発しながら、お子様たちが走り回ってきます。
彼らには、喫煙席も、禁煙席も区別がありません。

そもそも、ここはレストランではないか、自分の家とは違うのだという、パブリックという概念が、彼らはもちろん、その親たちにもありません。
現代の親のしつけはどうなっているのかと嘆いても仕方ありません。

あなたのたばこの煙をかぶろうものなら、急にあなたを見る目が変わります。
つまり、あなたを加害者として、ファミレスという私たちの憩いの場所を汚す犯罪者として、無言で、場合によっては暴言で、あなたを糾弾します。
ルールを守っているのに、加害者として指弾される。これほど精神的にダメージを受けることはありません。親子危うきに近寄らずを肝に銘じておいてください。


ファストフード
現在、ファストフードチェーンの多くは、分煙可能な店舗は分煙というスタンスですが、喫煙席は減少傾向、そして、全面禁煙のお店も増えています。

もともと客層として、親子連れや若年層が多い、店舗内の滞留時聞が短い、アルコールを扱う店舗が少ないなどの理由で、禁煙傾向はより強まっています。
スモーカーは、はっきり言って、招かれざる客というところでしょうか。

スモーカーにとっても、リスクの高い客層がファミレス以上に多い。また、そもそも落ち着いて一服する場所とは言えない。視覚的にも、聴覚的にも、ノイズが多い等々を考えると、分煙可能なお店でも、スモーキングは避けるべきかと思います。

牛丼や立ち食いそばで、一服することを考えないように、さっさと食べて、ゆっくり一服できる場所に移動した方が賢いと思います。
ファストなスモーキングより、スローなスモーキングを。

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