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タバコをやめて非喫煙者として生活するイメージが大切

タバコをやめるためには非喫煙者として生活するイメージが大切です。生活を変えていかないと何も変わりません。

非喫煙者として生活する
タパコを断る練習をしよう
自分は非喫煙者だという信念が早く持てるようになるコツは、非喫煙者である練習をすることと、タバコをすすめられたときに断る練習をすることです。

スポーツでも、楽器演奏でも、専門書を読むだけで練習しなければ上手くはなれません。時々は、本を読んでコツや理屈を勉強するのが役に立ちますが、本当に上手くなるためには、学んだことを実行に移し、繰り返し身体を使って練習することです。

喫煙習慣があなたの身につくまでに、何年、何十年とかかったのですから、タバコを吸わない習慣を身につけるのにも時間がかかって当然です。禁煙して間もないころは、タバコを吸わない生活に違和感があるでしょうが、次第に吸わないことが当然だと感じられるようになってくるはずです。

①非喫煙者のようにふるまう
いつでも、どこでも自分を非喫煙者だと言い聞かせてください。そして非喫煙者のようにふるまってください。

レストランに行ったとき禁煙席に座る、禁煙席がないと知っているレストランでも、タバコの煙の少ない席にしてもらう、新幹線に乗るときは迷わず禁煙車に乗るなどを繰り返すうちに自分が偽者の非喫煙者でなく、本物の非喫煙者だと思えるようになってきます。

自分を非喫煙者だと自信を持てない気持ちはあるでしょうが、だいじょうぶです。練習・訓練を積み重ねるうちに、迷うことなく自分を非喫煙者だと思えるようになります。非喫煙者のようにふるまうことがキーポイントです。

②タパコをすすめられたときに断る練習をする
あなたのまわりには、まだあなたがタバコをやめたということを知らない人がたくさんいます。その人たちと食事に行ったり、商談したりしたら、その席で相手は当然のようにタバコをすすめてくるでしょう。あなたの勇断に嫉妬心を持っている喫煙者は、何とか再びタバコを吸わせようと、いろいろとアプローチしてくるかもしれません。あなたは、それらの誘惑に対抗する準備ができていますか?

タバコを吸いたいという気持ちはまだあなたの中にあるかもしれません。その状態でタバコをすすめられたら、断るには勇気がいります。 「あなたが吸わないと、私たちがしらけてしまう」などと言われようものなら、礼儀正しい日本人としては相手に気兼ねして、つい吸ってしまいかねません。

タバコをすすめられたときは、「私はもうやめました」ときっぱり言ってください。あれこれ言い訳すると、次第に面倒くさくなり、相手のペースにのせられてしまいます。 「今やめています」は、ちょっと自信なさそうに聞こえますのでおすすめできません。

効果的なのは、実際に口に出して「私はもうやめました」と耳にタコができるほど、繰り返すことです。鏡にむかって、自分の顔を見ながら繰り返すとさらに効果があります。「私はやめました」ではぶっきらぼうと感じるのであれば、「結構です、私はやめました」でもよいですが、自分がこれぞ、と思うセリフを繰り返し練習しておくことがコツです。馬鹿らしいと思われるかもしれませんが、騙されたと思って今日から1週間、毎日やってください。


それでもタバコが吸いたくなったら
これらの対処方法は禁煙された方々のこれまでの経験に基づいたものです。これをお守り代わりに身につけ、吸いたくなったら取り出してください。お守りを探しているうちに、がまんしきれずに吸ってしまわないとも限りませんから前もって「タバコ撃退14のポイント」の中から、「吸いたくなったらこれをする」というのを2つほど選んでおいてください。

選んでおいたものをやってもまだ吸いたいというときは、14のポイントのひとつずつを吸いたい気持ちがなくなるまで繰り返し実行してください。そうするうちに誘惑に勝つことができるようになります。

①「私はタバコを吸わないことにしよう」と何度も唱える

②水または氷水を飲む
ゆっくりと水または冷たい水をすする。 あるいは、しばらく口にふくんだままにする

③熱いお茶を飲む

④2~3回深呼吸してリラックスする
鼻から息を吸ってから5数え、次に7数えながらゆっくりと息を口から吐く

⑤タバコが吸いたくなる所に行かない、吸いたくなる状況を作らない
(アルコール・コーヒー・麻雀荘・パチンコ店・喫茶店など)

⑥ペーパークリップ・楊枝・消しゴムなどで手持ちぶさたに対処する

⑦氷を頬ばる、またはシュガーレスガム・ノンカロリーガム・ストローを噛む

⑧おなかがすいたり口さみしいときは、低カロリーで噛み応えのある食べ物を食べる
(セロリ、にんじんなどの生野菜・おしゃぶり昆布・梅昆布・酢昆布などの昆布製品など)

⑨食後すぐにテーブルを離れ、歯をみがく

⑩頻繁に歯をみがく(歯磨き粉は必要ない)
はっか水やマウスウォッシュで口をゆすぐ

⑪運動をする
(散歩・腕立て伏せ・腹筋運動・ダンベル体操・ストレッチング・自転車をこぐなど)

⑫灰皿代わりとした吸い殻の入ったカップを見てにおいを嗅ぐ

⑬10分の法則
吸いたいという衝動はだいたい2~5分、ほとんどの場合は1分程度、長くとも10分もあればおさまる。吸いたい衝動がおさまるまで10分間、時計の秒針をかぞえる

⑭タバコから逃げる
吸いたい気持ちと面と向かわずに、別の何かをする。たとえば散歩に出る、電話をかける、階段を一段ずつ上るなど


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