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スモーカーは毛細血管が詰まって顔色が悪くて肥満の原因になる

ヘビースモーカーの顔色が悪く、肌も荒れているのは、日光浴が足りないからではなくて毛細血管が詰まっているからだ。

ヘビースモーカーの顔色が悪く、肌も荒れているのは、日光浴が足りないからではない。
毛細血管が詰まっているからだ。
静脈が浮き上がり、からだ中にしみがある。
風呂から急に上がると、めまいがしたり、足に変な感覚を覚えたりした。足をマッサージしてもらっていたほどだ。

しかし、このような症状がタバコからきているとは思っていなかった。
そして、タバコをやめたら数ヵ月ですべての症状がなくなったのだ。
ときどき胸がひどく痛むこともあった。これはタバコが原因かもしれないと疑った。「消化不良のせいだろう」とうそぶきながらも、心のなかでは「肺ガンかもしれない」と恐れていた。

しかし、タバコをやめてからは胸の痛みもなくなった。あのときは狭心症だったのかもしれない、と今になって思う。また、何をしても止まらなかった。
咳は、驚くことに二日で止まった。
「タバコを吸うとやせる」というが、それも嘘だ。

「精神力」でタバコをやめて太る人が多いので、みなこのように思い込んでしまうのだ。
禁煙して太る本当の理由は、ニコチンを食べ物で代替するからだ。「それこそが禁煙すると太ることの証拠じゃないか」と思うかもしれない。しかし、周りを見ればわかるはずだ。
タバコを吸う人にも太った人はたくさんいる。

しかし、肥満そのものが喫煙の結果だったわけだから、喫煙がそれらの症状の原因だったといっても間違いではない


どうしてタバコを吸っても肥満の人がいるのか?
それは「小さい悪魔」と「食べ物への飢え」との区別がつかないから。
からだがニコチンヘの免疫力をつけるにつれ、タバコを吸ってもニコチンを切らしたときの空虚な感覚が完全に消えなくなる。そこで残りの部分を食べ物で満たそうとする。太るのは禁煙したときだけではない。ふだんの喫煙でも同じことが起こるのだ。
喫煙が肥満の原因になるもうひとつの理由、それは、スモーカーは運動など、タバコが吸えない状況を避ける傾向にあるからだ。

「タバコ一本で寿命が5分縮まる」とか「体内からタバコの汚れを取るには10年かかる」という話を聞くかもしれない。しかし、そんな話は無視することだ。医者はそういう話で患者を怖がらせて禁煙させようとする(絶対に効果はないのだが)。
とくに、若い人にはそんな脅しは無駄になる。若者は自分がタバコに依存しているとは思っていないからだ。

医者の脅しは若者に無駄なだけではない。長年吸っている成人のスモーカーには、かえって禁煙の妨げにもなる。たとえば、1日100本吸っていたから、医者の説によると毎日8時間以上、寿命を縮めていた計算になる。理論上では、すでに死人だ。

また、その時点でタバコをやめても、体内の汚れを取るのに10年もかかるのだ。これでは、「タバコをやめよう」という気さえ消えてしまっても不思議ではない


断煙法か節煙法か?短期間の節煙後に断煙するのが効果的
タバコを一気にやめるのか(断煙法)、あるいは少しずつ減らしていくのか(節煙法)に関して、以前は断煙法がすすめられていました。

節煙法だと、あと数本というところまでは本数を減らせても、その先がなかなかゼロにならず、結局はいつまでたっても心身がタバコに縛られた状況から抜け出せないことが多いからです。

しかし急にゼロにするのでなく、本数を減らしながらある日ゼロにする方が楽な人もいますので、まずは本数を減らしたうえで、一気に断煙といきましょう。ただし本数を減らした際、深く吸い込んではいけません。それでは本数を減らした意味がなくなってしまいます。

まずは吸わないでもよい、不必要なタバコをやめることです。不必要とは習慣や惰性で吸っタバコのことです。どうしても吸いたいというときにだけ、「今吸っているのだ」ということを意識しながら吸うようにすると、だいたいの人が1日10本以下までは減らしていくことができます。そうしたところで、断煙へともっていきます。

どうしてもまだタバコに未練があって、ある程度まで本数を減らした後も一気に断煙法にする勇気が持てない方は、さらに少しずつ本数を減らす節煙法に取り組んでみてください。今のまま吸い続けるよりは少しでも本数を減らした方がましです。この場合も本数を減らした際、深く吸い込んではいけません。

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