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タバコで発生する医療費や清掃費を税金で負担している!

社会の中で、タバコがいかに経済的な損失が大きいか例を挙げればきりがありませんが、医療費という面から考えてもその損失は莫大です。

タバコを吸う人の治療費を、吸わない人が負担
以前は、肺がんの原因がタバコだとされていました。しかし、最近になり、タバコは肺がんよりもっと多くの虚血性心疾患を引き起こすことがわかってきました。

これだけタバコの害について騒がれていながらも、本人が好んでタバコを吸い、その挙句に病気になったのですから、治療費は全額自己負担でもおかしくないはずです。タバコの税収が医療費に回されているのならまだしも、現状、その社会的コストはタバコの価格には反映されていません

この逆を考えてみてはどうでしょう。健康を考えタバコも吸わず、毎朝ジョギングをしたりフィットネスジムなどに通い、医者にかかることもないという人を想定してみてください。このように自ら時間やお金を使って健康管理に心がけている人が、なぜ「喫煙」という健康に害があることをしている人たちの医療費を負担しなければならないのでしょうか。

それならば、自己管理をしている人には、1年間、医療機関に通わなければ、年末調整で健康手当のようなものを支給することにしてもいいはずです。
これはタバコだけに限らず、エコ減税などについても同様です。車やエアコン、テレビなどを新しく買い替えることは、景気対策という点では歓迎すべきでしょう。CO2の排出量の少ない新しい商品を使うことで地球環境に与える負荷が少なくなるかもしれません。

しかし、その一方で、長く大切に使う人がいるのです。そういう物を大切にする努力や新しい商品を作る環境負荷を無視して、新しく買い替えさせ、そこに税金を投入するようなやり方はフェアではないように思えます。

物を大切に扱い長く使用することも、病気にならないように健康管理をすることも、本人の努力なくしては成立しません。しかし、今の制度では、そういった努力をした人に税金が還元されることがほとんどありません。

努力をした人が報われる社会にならなければ、努力をする人が増えることはありません。
中には、「タバコの消費が減ると喫煙者が長生きし、将来の年金負担が増加する」という乱暴な議論もあります。

また、男性の世界最高齢者記録を持つ故・泉重千代さんがタバコを吸っていたと聞いて、「タバコを吸っていても長生きできる」という有識者などもいるのですから、言語道断と言いたいところです。

何事にも例外があります。例外を基準にするのではなく、喫煙者は肺がんになる確率が非喫煙者に比べて高いという視点で議論すべきでしょう。
米国技術評価局の報告によれば、喫煙経験のある25歳以上の米市民の生涯医療費は、非喫煙者に比べ5000億ドル(46兆円)以上多いと推定しています。日本でも禁煙が原因の医療費が3兆2000億円になると言われています。少子高齢化に伴う医療費負担の増大を補うためにも、害があると知りながら好んで喫煙している人は、せめてタバコが原因の医療費を自己負担すべきではないかと考えます。


医療費以外にも、タバコがもたらす損失は大きく、火災や清掃費も例外ではありません。
清掃費についてですが、ここでも驚くほどの税金がタバコに関連して使われています。喫煙経験者であれば、誰もが一度くらいは道端にタバコの吸い殻を捨てた経験があるのではないでしょうか。

しかし、自分の捨てたタバコを清掃するのにどのくらいの税金が使われているかを知っている人は少ないはずです。
ポイ捨てされたタバコの清掃費は、全国で毎年約2200億円かかると推計されています。海岸の漂着ゴミでは、タバコの吸い殻やフィルター、ライターなどが24%と第1位を占めています

現に、タバコのポイ捨ては清掃費の問題だけでなく、環境汚染の大きな原因ともなり、海洋法条約にも関係してきます。タバコのフィルターは、セルロース・アセテートと化成ポリマーからできており、分解されるまでに時間がかかり、長期間にわたって環境に負荷をかけます。
これらの問題についての対策費用を算出したとすれば、2200億円の清掃費など比ではないほどの金額になるでしょう。

もはや、タバコのボイ捨ては不法投棄と同じであり、犯罪行為といっても言いすぎではないでしょう。
神奈川新聞社が実施したアンケートによれば、松沢知事が提唱する県内の海水浴場での原則禁煙化について「賛成」と答えた方は61・5%にもなり、「反対」の36・0%を大きく上回りました。

このアンケートは、10代から80代までの幅広い年代の方が回答しています。「賛成」と答えた方の多くは、「喫煙する権利をポイ捨てする権利と勘違い」「海岸清掃の際に、砂浜の中に吸い殻が多かった」と喫煙者のマナーの悪さを指摘しています。



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