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ストレスは禁煙の敵!永久禁煙のために目標を小刻みに設定しよう


「ストレスのかからない方法」とは?
さて、禁煙はつらそうで嫌だという不安をぬぐえないときがあります。
たしかに長年タバコに頼った生活を続けていた人にとっては、「タバコゼロの生活への出発」は厳しそうです。とくに、これまでの禁煙を振り返ってみて、不安が強かったという人は、次のように考え準備しましょう。
 
目標は小刻みにする
つまり、はじめから永久禁煙をめざしてはいけないのです。永久禁煙を目指すと心の負担が大きくなります。いつでも吸えると思って吸ってしまっては元も子もないのですが、こういう考え方でやめられている人がいるのもまた事実なのです。

大上段に構えないで、あえていつでも中止できると考えることで禁煙に対するストレスは軽減されるでしょう。

小刻みに目標を設定するということですが、前の禁煙では1日もったのなら次は1週間を目指します。

1日という実績はすでにあるのですからあとは工夫次第でどんどん伸ばしていきましょう。そして次の目標に到達できると、今度はどんどん自信がわいてきて、大きな成果を手に入れることもできるのです。

仕事だって、はじめから3ヵ月もかかるような莫大な量をやれといわれたら、途方にくれてしまいます。でも、「1日2時間それに費やせば、1力月でここまで進むよ」と示されたら、「やってみよう」という気になるのではないでしょうか。

大人の私たちは、自分だったらどこまでできるかという、ある程度の範囲、見切りを知っています。大きな目標には恐ろしくて手を出せなくても、小さな目標を立てながら、堅実にすこしずつだったら前に進むことができるものなのです。禁煙のストレスを低くしたければ、小刻みの目標をたて、一歩二歩、着実に歩んでいきましょう。

しかし、「急にタバコをゼロにするのは、ストレスがかかりそう」と、二の足を踏む方もいます。

でも、そこで、「節煙」を選ぶと、地獄の苦しさが待ち受けているのです。どんなつらさかというと、まあ、簡単にいうと、「蛇の生殺しの状態」と考えてください。

 「大好きなタバコ。仕事も忙しい。1本も吸わないことを決めるのは厳しい。だからすこしずつ減らすことを選んだ。30本吸っていたのがなんと20本、10本と減らし、いまや7本だ!

我ながらがんばっていると思う。とにかく、ここまでは順調にきた。でも最近一本がやけにうまいと思うし、これ以上減らせるのかな?

節煙もそろそろ疲れてきたと、周囲の禁煙応援団の顔色をうかがって、許してもらえそうな状況をさぐる…
そして言い訳を見つけるやいなや、ここまでがんばったんだから、もういいかと思う存分吸ってしまう。
お酒の席が多いですよね。アルコールが入っていたからつい、といえば、通りはいいですし、約束破りのお父さんなどと、あなたの人間性を疑われることもあまりない。まして、悪友がすすめてきた、となれば、かえって、ご家族の同情をかえるかも…

節煙はよほど意志が強くなくては達成できません。本数を減らせば減らすほど、一本一本のタバコは魅力を増し、禁煙をめざしているのに、あなたのタバコを吸い続けたいという欲望は反対にふくらんでいきます。自分は意思が強い、どんなにつらくても乗り越えられる自信があるという場合に限り節煙を選んでください。


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