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タバコとニコチンの習慣を変えるためにからだを動かして禁煙する方法

ニコチンの攻撃は長くても1カ月、ニコチン補充療法などもあるので攻略は思いのほか簡単。どちらかといえばこのクセをとるほうが大変です。

動いてタバコをやめよう
タバコの魅力はニコチンともう一つ。手持ち無沙汰な時、話しの間をとる時、火をつけると何となく落ち着く、ぴたりとはまるこの感じですよね。

これがいわゆる習慣。クセになっているのです。ニコチンの攻撃は長くても1カ月、ニコチン補充療法などもあるので攻略は思いのほか簡単。どちらかといえばこのクセをとるほうが大変です。

手や口が覚えこんで、脳の快楽中枢とネットワークを作っているのです。
「花みて一服」「月みて一服」楽しみがタバコとセットになっているわけ。

この目や耳~手~口~脳というネットワークを断ち切りましょう。いつもと同じに起きて、いつもと同じ1日ではタバコの引力からのがれることは不可能。その場ごとに「1本だけ」「1本ぐらいいいだろう」と心が騒ぎます。そこで新しい刺激、新しい生活パターンが必要です。

身体を動かし・口を動かしましょう。卒煙チャレンジャーが100人いれば100通りの方法がありますが、よく使われる作戦を紹介します。


うでを動かそう
ストレッチ体操がよく効きます。特に腕や肩のストレッチは卒煙チャレンジには必須のアイテム。
少なくても10秒できれば30秒ひっぱりましょう。

むねを動かそう
快楽中枢が刺激されるとα波がでます。禁断症状の時はα波がでません。簡単にα波がでるのが深呼吸。大きく手を伸ばし深く息を吸い、できるだけゆっくりはきだします。澄んだ空気を胸いっぱいに満たしましょう。


皮層感覚を動かそう
試合の前にペチペチ顔をたたいたり、手足をこすっているプロスポーツマンがいますね。これもよい卒煙方法です。冷たいおしぼり、熱いおしぼり、シャワーなどもグッド。チクチク痛み刺激で乗りきった強者もおられるようです。

口を動かそう
タバコをくわえるのは指しゃぶりと同じ本能的快楽。口寂しさはつらいものです。お勧めは冷たいミネラルウォーター。ペットボトルを持ち歩きましょう。灰皿の場所に置き、吸いたくなったら蓋をひねってゴクリ。蓋を締めておく。タバコに似ていて違いますね。

心を動かそう
タバコの快楽に頼っていたぶん、本当に楽しいこと忘れていませんか?何となく物足りないとニコチンで埋め合わせたくなります。青い空、そよぐ風、友人や家族。お金がなくても喜べる何かはきっと身近にあるはず。煙で見えなかったそんな何かを見つけましょう。

足を動かそう
歩くことは動物としての本能。喫煙者は概して運動不足です。この機会に歩きましょう。忙しいビジネスマンでも一つ向こうのバス停までなら可能でしょう。女性はぜひおしゃれなスニーカーを用意して。
見慣れた風景が色鮮やかになります。


注意
うまくいかない「うごいてやめよう」があります。「指を動かす」「頭を動かす」のはやめたほうが無難です。例えば、パソコン。指と頭ばかり使うと肩がこり、α波が消え、タバコを呼びます。禁煙サイト以外はお勧めできません。

長考を要する将棋や囲碁、パズル、手芸なども、やはり不向き。ましてやタバコと関係が深い麻雀やパチンコは最悪。最低1カ月は避けましょう。
他の楽しみきっと見つかります。

また口を動かすのに甘いガムやアメは不正解。かえってニコチンを呼びますし、変に太ってしまいます。フリスクや仁丹、ローカロリーのガム、だしこんぶ、などがお勧め。禁煙パイポは、タバコに似すぎていて逆戻りしやすいといわれています。たまに役立ったという声もありますが。

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