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タバコ依存度が質問に答えるだけでわかるので禁煙を始める前にチェック
喫煙はうわさ通りになかなかやめることができません。
喫煙がニコチン依存症という精神疾患の一種だからです。つまり麻薬と一緒なのです。
アヘン、大麻、コカインと並んで、タバコの依存症は「精神および行動の障害」という疾病分類に入っています。病気の一種なので、最近は禁煙外来を行っている病院も増えてきました。 禁煙するには2つの大きな壁が存在 1つめ まず喫煙者が禁煙しようとすると、タバコへの渇望、短気、集中困難、不安、落ち着きのなさ、空腹などのニコチン離脱症状が現れます。特に最初の3日間が正念場ですが、多くの喫煙者がタバコをやめたいと思っていてもやめられないのはここが壁となっています。 2つめ 習慣化されて吸ってる面がやはり多く…例えば、朝起きてから、食事後、会議の後、休憩中に自然と手が伸びる、儀式のようになった習慣なのです!1度身についてしまった習慣からはなかなか脱出できません。 このニコチン依存症と習慣(喫煙)を断つだけで禁煙は成功します!言葉では簡単ですが、行動に移そうと思うと相当な労力が必要です。 |
自分のタバコ(ニコチン)依存度を知る!
どのくらい依存しているかを手軽に評価できる方法としてファガストロームのニコチン依存度テストがあります。
下記の質問の回答点数の合計を出してください。
依存度が高いほど自力での禁煙は難しくなります。
判定
高い 7~10点
肉体的にも精神的にもかなり依存しています!そのため禁煙すると離脱症状が出やすい傾向にあります。禁煙は難しいと思われがちですが、禁煙補助薬などの準備をすれば順調にやめられます
中 4~6点
この点数の人は肉体的にも精神的にも依存しています!禁煙成功のためには、しっかりとした動機づけが必要です。そしてタバコのない環境を整えるなどの準備を徹底すれば禁煙成功はすぐそこです。
低 0~3点
肉体的な依存度は低いので比較的禁煙しやすいといえます。心理的にタバコに頼っている傾向があるので、まずは手の届く目標を設定し、一つずつクリアしていきましょう。体験を積み重ねれば成功間近です。
依存度はいくらでしたか?
次は禁煙を始める前にすることを紹介します。
禁煙前の4ヶ条
①禁煙にあたっては、それまでの喫煙する時の状況や時間などを喫煙日記として書いておきます。これにより、自分がいつ、どのような状態でタバコを吸うのかがわかります。②なぜ喫煙をやめるのかを紙に書いて、いつでも再確認できるようにしておきます。動機が明確でないと、禁煙の目的を忘れて、再びタバコを吸い始めることになります。 ③禁煙によるメリットを紙に書いて、いつでも再確認できるようにします。禁煙について享受できるメリットを確認することで、 禁煙の意志を強固なものにします。 ④禁煙当初、ニコチン切れによる離脱症状が現れることを知っておきます離脱症状には、たまらなく吸いたい、不安、怒りっぽい、だるい、口が乾く、頭がボーッとするなどです。このような症状が現れることを事前に知っておくことで、不安は軽減されます。 |
以上で準備は整いました!
次の章では禁煙の実践方法を紹介します。
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