▼コンテンツ一覧
MENU

ニコチンやタールの少ない軽いタバコのほうが不健康になっていた

1950年代にタバコの害が公表されるようになってから登場したのが、低タール・低ニコチンなどの、いわゆる「軽いタバコ」です。

軽いタパコに関する真実
この40年の間に、タバコは大きく変化しました。戦後間もなく売り出された「ピース」はタールが24mgでしたが、現在は多くの喫煙者がタール1mgか3mgのタバコを吸っています。

1950年代にタバコの害が公表されるようになってから登場したのが、低タール・低ニコチンなどの、いわゆる「軽いタバコ」です。 時は誰もが軽いタバコは害が少ないと信じていましたので、医者でさえも軽いタバコにかえるように喫煙者にアドバイスしたものです。

ところが最近、軽いタバコの問題点が明らかになってきました。それは、 ①低タール銘柄のタバコを吸っていても、健康リスクは減るどころか大きくなっている
②このような製品がなければ、禁煙したであろう喫煙者が現在もタバコを吸い続けている
③このような製品が現れなかったら、タバコを吸い始めなかったであろう人も、現在ではタバコを吸うようになっている
という理由のためです

軽いタバコかどうかは、FTC測定法を用いて調べます。FTC測定法とは、連邦取引委員会の決定によって、1967年に開発された測定法です。人工喫煙装置を用い、タバコを1分間に1回ずつ、2秒かけて35ccの煙を、吸い殻の長さが30mmになるまで装置に吸わせたときに装置のフィルターに補足されたニコチンとタールの量を測定するというものです。

これがニコチン値、タール値として、タバコのパッケージに表示されます。ところが実際の喫煙者は人工喫煙装置のようには吸わないのです。というより人工喫煙装置のように吸うなどありえないのです。

勘違いしやすいのが、食品表示とタパコのパッケージ表示です。食べ物のパッケージに書かれている含有量は、その食べ物を食べれば糖や脂質など、そこに記載されているだけの量を食べることになるのですが、タパコの場合はこれとは異なります。パッケージに表示された量のタールやニコチンを取り入れているわけではないのです。

軽いタバコに変えると、多くの人ではタバコの本数が増えます。あるいは根元まで吸う、息をとめる、など吸い方を調節しながら一定のニコチン量を摂取しようという、無意識の調整が一定のニコチン量を摂取しないとなされます。満足できないからです。フィルターにあけてある小さな孔を、指やだ液、唇あるいは指で塞いで吸えば、1mgと表示されているタバコでも、タール摂取量は12mgになります。

本数が増えたり、吸い方を変えたりすれば、害を減らすどころか、逆に害を増やしたり、害の種類を変化させる可能性があります。本数が増えれば、一酸化炭素の摂取量が多くなり、心筋梗塞をおこしやすくなる可能性が高くなりますし、フィルターつきのタバコが肺ガンの種類を変えた可能性があります。 軽いタバコの真実が暴かれるようになったのは、1994年に測定法の見直しが行われてからです。

FTC法の正確さと適切さを再検討した結果、FTC法はまったく用をなしていないという結論に達しました。軽いタバコに切りかえてもタバコの害を減らす効果はないのです。

むしろ軽いタバコがあるために、多くの喫煙者が禁煙しないでもよいと思ったり、禁煙を先送りしていたり、刺激が少ない分初心者にも受け入れられやすいため、タバコを吸う機会を増やしたりすることで、問題はかえって大きいといえます。

EU諸国で、「ライト」「マイルド」「ウルトラマイルド」など、消費者に誤解を受けるような言葉の使用に規制を設けようとしているのは、こうしたことを受けた結果としての措置です。いっそのこと、タールOのタバコを作ってはどうかということになるのですが、タールは味の決め手になっているため、タールを減らしたタバコを発売すれば喫煙者は減ってしまうことが予想されますので、まずタバコ会社は無タールのタバコを発売することはないでしょう。


健康だけじゃなく、モテるように!禁煙の意外な効果

今の時代、盛んに禁煙が叫ばれています。その大きな理由は健康面でのことです。タバコを吸っていると発ガン率が数倍になる、特に肺ガンになりやすい。糖尿病など成人病のリスクも高まる副流煙で他人の権衡にまで害を与える。…などなど、特に興味を持って調べなくても、タバコが健康に与える悪影響は自然と耳に入ってきます。

しかし、実際に将来自分の体がどうなるか、確率だけで示されてもぱっと来ない人も多いかと思います。「自分は大丈夫」という、根拠の無い自信を持っている方も中にはいらっしゃるかも知れません。健康面でのリスクだけでは禁煙に踏み切れない方、実はそれ以外にもタバコをやめると意外なメリットがあるのです。

それは、「モテるようになる」ことです。何をいきなり、と思われるかもしれませんが、まず第一に「デートスポットが増える」のは確実です。とにかく喫煙者に厳しい世の中、レストランなどは禁煙、分煙が当たり前。映画館やテーマパーク、図書館や美術館などなど、タバコを吸えない施設がどんどん増えています。特にこれから東京オリンピックに向けて各地で整備が図られて禁煙の波は加速するものと思われます。

禁煙することで、これらの場所に自由に行けるようになります。これだけでも男性としての魅力はアップします。それに、禁煙することで必ず財布の中身が豊かになります。タバコ税は上がる一方。1箱500円の時代も遠くはなさそうです。タバコにかけるお金を彼女のため、もしくは自分磨きに使えば、それだけモテる要素が増えていきます。また、禁煙すると歯にこびりついていたヤニが取れ、白い歯に。タバコの臭いのする男性は嫌われる傾向にありますし、喫煙者は就職、昇進にも不利になってきます。健康はともかく、女性にモテたいならぜひ禁煙をおすすめします。

タバコの火を消したその一瞬から禁煙者でとなります!

まず身体面では24時間禁煙すると心臓発作の危険が低下します。
48時間禁煙すると嗅覚と味覚が正常に戻ります。(食べ物の本来の香りと味がわかるようになります)
72時間禁煙すると気管支の壁の筋肉が弛緩して細かった気管支が広がって呼吸が楽になります。肺活量が増加します。
2~3ヶ月禁煙すると循環が改善します。肺機能が30%改善します。
1~9ヶ月禁煙すると咳、副鼻腔のうっ血、倦怠感、息切れが減ります。
1年禁煙すると心臓病での死亡が減ってタバコを全く吸わない人の心臓病死亡に近づきます。
5年禁煙すると心臓病での死亡が非喫煙者と同じになります。肺ガンによる死亡が減って非喫煙者の肺ガン死亡に近づきます。
10年禁煙すると舌癌、咽頭癌、食道癌、膀胱癌、腎臓癌、膵臓癌の頻度が減ります。

次に経済面として貯金が増えます。
2010年に引き上げられたタバコ税ですが、1箱1000円になる日も近いかもしれませんね。
10年間、1日1箱、1本平均5分、1箱400円としてタバコに使ったお金は
1、460、000円
喫煙に費やした時間=6083時間(253日)

禁煙すると、どれだけ良いことがあるかしっかりと考えていきましょう!他にもたくさん見つかるハズです。

このページを見た人が合わせて読みたいのおすすめページ!