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タスポがないと自販機でタバコが買えなくなったけどその効果とは

社団法人日本タバコ協会が発行する、成人識別のためのICカードです。自動販売機でタバコを購入する際に必要となります。プリペイド式電子マネー機能も備えており、「タバコ+アクセス+パスポート」からの造語でタスポと呼ばれています。

2008年から、タバコ自販機への成人識別装置の設置が義務づけられ、7月1日から全国稼働を開始しました。利用者はあらかじめ発行を受けたタスポカードを使用しなければ、自販機ではタバコを購入することができなくなったのです。

しかし、これは一体何の意味があるのでしょうか?
「タバコは20歳になってから」と聞と、「20歳になったら吸っても良いんだ」という錯覚をおこすのが目的かな、と勘繰りたくもなります。

後述しますが、タバコ規制枠組み条約(FCTC)第16条では、未成年へのタバコ販売は禁止されています。元々は、「タバコの自販機禁止」との文言でしたが、日本やドイツなどのタバコ自販機大国の反対で、未成年への禁止に後退したものです。


日本では、これを受けて、JTが、800億円をかけて自販機に成人識別装置を付けました。それほど、自販機による販売が重要ということです。ただし、これだけの費用をかけても、どれだけ未成年の喫煙が防止できるか疑問です。いくらでもカードの悪用が可能だからです。

全国に先駆けて、この自販機が導入された種子島では、かえって未成年者の喫煙補導率が悪化したという報告もあります。未成年の喫煙防止に、最も効果的なことは、F C T C第6条に規定されているタバコ価格の値上げです。
JTは、本当は未成年者の新規顧客が欲しいのですが、言い訳のためにタスポによる規制をしているようにしか映りません。

タスポでは子どもの喫煙を防止できない
日本禁煙学会は、「タスポでは子どもの喫煙は防止できず、タバコの自動販売機の全廃が必要だとする声明」をさっそく発表しています。
子どものタバコ入手を防げないにもかかわらず、自販機をモデルチェンジしているのは、未成年者の喫煙防止に努力しているというポーズを示して、タバコ自販機の存続を図る策略にすぎないと厳しく批判しています。

子どもの喫煙防止のためには、タバコ自販機の早急な全廃とともに、小売店が未成年者にタバコを売らないように、しっかりと法令順守ができているかの監視が必要であると強調しています。タスポ導入で続く混乱と迷走タスポカード導入後、全国で混乱が続いています。

背景にあるのは、タバコ購入に必要なタスポ普及の伸び悩みです。タスポの総発行枚数は約712万枚(2008年7月12日時点)で、全国の推定喫煙者の27.3%にとどまっています。運転免許証など本人確認書類や顔写真を日本タバコ協会にはんさ郵送するなど、取得するまでの手続きが類墳なことが一因とみられていまを識別装置の導入に伴い、コンビニなどの対面販売が好調な一方、タバコ自販機の売り上げは低迷し、廃業に追い込まれるタバコ小売店も多く、今年1月末に全国で約52万台あったタバコ自販機は、6月末時点で約43万台にまで減少しました。

日本タバコ協会によると、タスポの譲渡や貸与は禁止されていますが、小売店主が立ち会えば対面販売に当たるため、問題がないといいます。
このため、店頭の自販機にタスポを貸し出すためのブザーを取り付けた小売店も現れました。何のためのタスポだったのでしょうか。

一方、1996年以降自粛していた自販機での深夜のタバコ販売が、2008年8月1日から再び解禁されました。財務省も、タスポによる成人識別装置付き自販機以外に、顔のしわなどで成人かどうかを識別する自販機を新たに未成年のタバコ購入を防止する機種として認定し、低迷が止まらないタバコ自販機を救おうと、対応に追われているそうです。
笑い話のような本当の話です。一体、タスポ導入の800億円に何の意味があったのか、全くわかりません。


タスポの効果
未成年者の喫煙防止には役立っています。導入され未成年の自販機購入は減った様に思いますが、逆にコンビニやタバコ屋での購入者が増えています。しかしながらまだまだ盲点等が多々あるようです。

先日もニュースで親が子供にタスポを貸して購入した未成年がいたり、自販機にタスポが備え付けられたりというケースも少なくありません!タスポは他人への譲渡や貸与は禁じられています。

タスポ導入当初、自販機でのタバコの売上が激減し、自販機の所に「タスポ有ります」等の表示を堂々やってて摘 発?されたケースもあったと記憶しています。例え客がタスポを持たなくて、店の自販機でタバコを買うために「タ スポ貸して」と言われて貸した場合でも、貸与になるので禁じられています。

どちらにしてもタバコ屋さんは困っているとの話を聞きました。自販機では売上が下がっているそうです。(自販機の売上が、80%位ある店もあるそうです)それにタスポ用の自販機を設置するのに12万円位掛かるそうです。その分コンビニに行けばレジでボタン一つの認証で終わるので便利ですし、早いです!コンビニでの売り上げは増加傾向だと思いますが、案外タバコを置いていない店舗も多くあるので、今後タバコをやめるつもりがない方はタスポの作成をおすすめします。

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申請方法
タバコの自販機の横とかタバコを販売しているスーパー・コンビニとかにタスポの申請書があります。
それで申請して、郵便ポストに出すだけでいいんです。郵送による申しこみだと、一度審査があるので、2~3週間かかります。どうしても早く欲しい場合は即時発行もあります。

①日本タバコ協会の主催の即時発行イベントに参加する。
(大都市のイベント会場や大型量販店などで展開され、無料での写真撮影や本人確認書類のコピーを行い、本人確認書類があれば最短で30分、長くても1時間程度でtaspoがその場で発行)

②タスポサービスセンターに行く
2009年4月1日に新宿駅南口近くにオープンした。無料での写真撮影や本人確認書類のコピーを行い、本人確認書類があれば最短30分でtaspoが即時発行される。


本人確認書類は、運転免許証(仮運転免許は不可)、各種健康保険証、住民基本台帳カード、各種年金手帳、各種福祉手帳、外国人登録証明書、住民票の写しのいずれかがあれば発行されるそうです。
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