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タバコを誤飲が急増中!誤飲してしまった時の3つの応急処置

誤飲とは、食物ではないものを誤って飲み込んでしまう事です。赤ちゃんが、洗剤やタバコを飲んでしまった場合などは誤飲となり、日々たくさん発生しているのはあまり知られていません

「タバコが体に悪いことは知っているけど、やめられない。子どもに迷惑かけてないから」と思ってるお父さんお母さんタバコの火元から立ち上がる煙(副流煙)のほうが、お父さんお母さんが吸い込む煙(主流煙)より刺激が強く、有害物質の量も多いんですよ。

タバコ1本が汚す空気は、ドラム缶500本分です。家庭用の換気扇ではとても部屋の空気を綺麗にすることはできません。ダイオキシン、シックハウス、狂牛病など、わが子の周りの環境汚染物に常に気を使っておられるお父さんお母さん、禁煙すればタバコの煙は確実にわが家から排除できます。

両親の喫煙、人工乳、うつぶせ寝の3つが重なれば、乳児突然死症候群の危険性は21倍にもなります。その他にも受動喫煙で喘息、中耳炎が多くなり、入院も増えます。そればかりか、身長の伸びが悪くなり、視力が落ち、知能指数も下がるといわれています。

またご存じのように、乳幼児の誤飲の相談件数のトップはタバコです。乳幼児のニコチンの致死量はタバコ1~2本とされています。
さあ今から禁煙して、最愛の子どもさんたちを受動喫煙の害から、タバコ誤飲の危険性から守ってあげてください。

厚生省の「家庭用品をめぐる健康被害報告」によれば、子どもの誤飲事故が調査対象の名古屋第一赤十字病院など8病院だけで、合計82件にのぼったということです。

その多さに驚かされますが、タバコの誤飲が圧倒的に多いと聞いて2度びっくりです。調査の結果、823件のうち395件(全体の48%)がタバコの誤飲だったということです。次に多かったのが医薬品の120件(14%)で、おもちゃ、電池の誤飲はそれぞれ30件台でした。

誤飲事故が最も多く発生する時間帯は午後6時から9時までの3時間で、全体の三分の一を占めています。家族団らんの時で親が目を離したすきの事故ということでしょう。

タバコの誤飲の場合を年齢別でみると、ハイハイやつかまり立ちをする生後6か月から11か月の乳児が最も多く、その数300件という結果でした。

赤ちゃんのタバコの誤飲は生命にかかわるのでその後の処置が大変なのです。胃洗浄などの処置が施されるケースでは、赤ちゃんの負担は想像を絶することでしょう。親の不注意というには、あまりにむごすぎる話です。親の不注意は言うまでもないのですが、タバコ会社のこの方面における製造者としての責任問題が論じられる必要もあるのではないかと感じます。


誤飲の処置方法
タバコの吸い殻をのみ込んだ場合は、吐かせるのがよいです。水や牛乳を飲ませてはいけません。水分を与えると、タバコからニコチンが溶けだし、体内に吸収されるのを足進する恐れがあるからである。

②強酸性や強アルカリ性の洗浄剤、漂白剤の誤飲の場合は、タバコの場合と反対に、水や牛乳を飲ませるのがよいです。この場合吐かせると、のみ込んだ時にのどや食道にやけどを起こしていると、吐いた時に再びやけどし、症状が悪化する恐れがあるからです。

③防虫剤の誤飲の場合は、吐かせるか水分を飲ませるのがよいです。牛乳はだめです。防虫剤のような脂溶性物質は牛乳の脂肪分に溶けて吸収を促進する恐れがあるということです。

タバコの誤飲も日常の家庭生活の中で起こり、親の喫煙によって被害者の全てが赤ちゃんなのでここで紹介しました。



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