▼コンテンツ一覧
MENU

父として自分の子供にタバコの吸って欲しくなければ禁煙をしよう

父として職業人として禁煙をする方法を紹介しています
職業人として
日本社会の経済状況は不安定です。会社の倒産、合併によるリストラ、失業率の増加など、働くお父さんや、夫をとり巻く状況も安心できません。このような時代に頼りになるのは自分自身の健康や体力です。

その健康を維持するためには、がん、心疾患、脳卒中などの生活習慣病を予防することがたいせつです。なるべく病気にはなりたくないと思っているのであれば、多くの生活習慣病のいちばんの原因である喫煙を続けている場合ではないのです。

タバコ病は定年退職したあとに発病する場合が多く、さらにそのときには、会社の健康保険ではなく、国民健康保険にかわっている場合もありますので、医療費もかかります。年金の掛け金をずっと払い続けているのですから、いざ受けとるときには、長生きしてしっかりもらわなくては、ですね。今が禁煙するチャンスなのです。身体をこわす前にやめなくては……。


職場の禁煙、分煙がチャンス
厚生労働省も職場の喫煙対策ガイドラインを示しています。職場も分煙、禁煙の場所が広がり、喫煙者は吸える場所を求めて、部屋を出て喫煙場所へ吸いに行かなければならないというめんどうな時代になりつつあります。

分煙の定めのない職場で、自分の席で吸うことができても、周囲の非喫煙者からは内心いやがられているのです。会議中は禁煙になっていると、1時間くらいたつと頭の中は「タバコを吸いたい」「吸いたい」という気持ちでいっぱいになります。そして会議の話題がうわの空になっては困ります。ニコチンによって自分の行動が左右されてしまう生活から禁煙して足を洗うと、あとでとてもほっとしますよ。

会社の出張で国内、海外の飛行機に乗る機会もあるでしょうが、現在国内線も国際線もほとんどが全席禁煙になっています。国内線の2時間以内は喫煙者もなんとかがまんできるとしても、国際線の十数時間はきびしいでしょう。吸わない人には、空気のきれいな楽しい旅になることは確かですが。そしてやっと着いた外国の空港には、喫煙所がないところもあります。

喫煙者は病気になりやすく、またかぜが治りにくかったり、心臓病や各種がんのおそれがあります。企業としては喫煙者が減ったほうが会社の健康保険が助かります。禁煙した人に手当を支給する会社もありますし、外国では吸わない人に吸う人より余計に休暇を与えている会社もあるほどです。


子どもより先に禁煙を
成長期の息子や娘のいるお父さん。家族に喫煙者がいると子どもの喫煙する率が高く、中学生、高校生の息子や娘がタバコを吸い始めたとき、喫煙するお父さんはしかることできますか?でも内心は吸ってほしくないですよね。将来自分と同じように、やめたくてもやめられなくなってしまうのですから。

実際に、高校生の息子に禁煙させるために、自分が先に禁煙したお父さんがいます。20年以上も吸い続けてきたタバコをやめるのです。強い意志が必要です。吸い始めてまだ2か月の息子は、苦しみながら禁煙にチャレンジしているお父さんを見て、すぐにパッとやめられたそうです。子どもは親の背中を見て育つといいますが、手元も見ているのでしょうか。

最近は生命保険において、非喫煙者割引を行なっている保険会社も増えています。喫煙者はがんや心筋梗塞で亡くなる率も高いですし、疾病で入院してその医療費、入院費の特約も利用します。

非喫煙者のほうがお金がかからないのでその分を割り引くわけです。従来の保険だと、元気な非喫煙者が、喫煙者の分も負担しているようなものです。加入時に唾液や尿のエコチン代謝産物を調べれば、喫煙者か非喫煙者かわかります。禁煙して1年たった人は非喫煙者扱いになります。今からがんばりましょう。

禁煙のサポートは家族皆で協力しましょう。夫に禁煙してほしいと願う妻は大勢いるでしょうが、妻がいい出すと夫婦げんかになってしまう場合は、娘や息子からいってもらいましょうか。父の日のカードに「お父さん、禁煙して長生きしてください」とメッセージを書くのも一つの方法です。
タイのタバコのパッケージには、恐ろしい警告文が書かれています。
「喫煙はインポテンツになる」

このページを見た人が合わせて読みたいのおすすめページ!