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タバコの広告やポスターが最近変わったのは3つの配慮が必要だから

最近は規制により広告をあまり見なくなりました。むかしはF1などモータースポーツのスポンサーとして車体への広告が当たり前でしたが、今ではそんなことはありません!

タバコ広告最近、タバコを吸っている人をほとんど見かけなくなりました。
かなり喫煙者が減っているのだと思います。

雑誌などの広告でもタバコの宣伝は見なくなりました。
先日、珍しくタバコの広告がありましたが、大きな文字で健康に良くない影響を与えることが書いてありました。

あの文字を読んでしまうと、タバコを吸う気にはなれなくなってしまうような気がします。
その大きな注意書きの文字の上で、タバコはカッコよく宣伝されているのが、なんだか不思議な感じがしました。

タバコは吸っている人以上に、周りの人への影響が大きいと言われています。
いわゆる受動喫煙です。
タバコの煙が人体に非常に有害な影響を及ぼします。

財務省はタバコ広告規制の基本的な考え方を財政制度等審議会タバコ事業部会に示しました。タバコの危険性を具体的に指摘する「注意書き」を箱だけでなく、広告にも表示するよう求めるなど、広告の方法、内容の規制を強化する。今年度中に「財務相指針」を改め、業界に自主規制見直しを促すとしています。

国内のタバコ広告は、89年策定の財務相指針と、業界の自主規制で制約を受けている。
現在は
(1)喫煙マナー啓発を除きテレビ・ラジオのCMは禁止
(2)新聞・雑誌での広告は読者層で規制などとなっている。
改正指針は、5月に世界保健機関(WHO)の総会で採択された「タバコ規制枠組み条約」の趣旨や各国の状況もふまえ、新聞・雑誌、屋外、公共交通機関内での広告や販売促進景品、見本タバコの配布について規制を強化する。


1998年 日本タバコ産業の自主規制TV、ラジオ、インターネット等でのタバコ銘柄のCMが自主規制される。

2002年 読者の25%が未成年の雑誌への広告掲載が自主規制される。

2004年 メディア(TV、ラジオでのCMの全面禁止、雑誌、新聞への広告の規制)を通じてのタバコ銘柄広告、イベント会場等でのタバコ
の無料配布や屋外広告などの制限が強化される。



タバコ広告を行う際には、未成年者の喫煙防止に十分配慮し、広告が過度にわたり幅広く積極的に喫煙を勧めることのないよう留意しなければならない。

また、タバコの健康に及ぼす悪影響に関する情報を適切に提供することにより、個人が自己責任において喫煙を選択するか否かを判断するための環境整備に資するよう心がけなければならない。

このような考え方に基づき、以下の点に沿ってタバコ広告等を行うものとする。

(1) 未成年者の喫煙防止への配慮
未成年者の喫煙防止の必要性を十分勘案した上で広告場所を選ぶなど、広告方法に配慮すること。また、タバコ広告の内容についても未成年者の注意を惹くことがなく、未成年者を対象としないものとするとともに、未成年者の喫煙が禁止されていることについて注意を喚起すること。

(2) タバコの消費と健康との関係についての配慮
タバコが健康に及ぼす悪影響に関して誤解を招かないよう配慮するとともに、喫煙と健康との関係に関して適切な情報提供を行うこと。

(3) タバコ広告が過度にわたらないことへの配慮
JTは直接タバコの宣伝ができないので、マナー広告を打つことによって、知名度の維持を狙っているのではないでしょうか。
世の中の禁煙ブームに負けないように、我々はマナーを守らせて売っていますというアピールだと思います。

あの広告でマナーが向上するかどうかは、JTにとって、どうでもいいというか、さほど重きは置かれていないのではないかと感じています。

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