用語 |
解説 |
愛煙 |
タバコ産業・喫煙者が喫煙を美化するために作ったとされる言葉 |
愛煙家 |
喫煙者を美化した表現 |
アジア |
男性喫煙率が非常に高く女性喫煙率は欧米より低い傾向 |
アメリカ |
タバコ会社・JTなどの主要輸出先になりつつあり、要注意である |
アスベスト |
「タバコ喫煙+アスベスト曝露」で肺がん危険度が「非喫煙・アスベスト曝露無し」と比較して60倍上昇するが、「非喫煙・アスベスト曝露」では5倍程度。喫煙にプラス何らかの要因が相乗・相加して危険度が上がる、逆にみると喫煙しなければ危険度は大幅に減少するというわかりやすい例がこれ。 |
アメリカ合衆国 |
タバコ対策が早い段階で進むも外国に自国のタバコを売り込む政策をとったり、タバコ規制枠組条約批准に消極的などの問題も抱える |
アンモニア |
タバコに含まれる有害物質 |
アンモニア・テクノロジー |
(ニコチン)ニコチンを心地よく体内に取り込ませ、すばやく確実に依存状態を生み出す」という目的のため、化学実験と検証を重ねて生み出した技術 |
胃がん |
がん発生率は非喫煙者の1.5倍で、胃潰瘍にもかかりやすくしかも治りにくい |
伊佐山芳郎 |
弁護士・タバコ病訴訟の弁護団長。これまでも嫌煙権訴訟などタバコ問題に関する訴訟にかかわってきた |
一酸化炭素 |
タバコの燃焼によって大量発生する有害物質 |
インサイダー |
アメリカタバコ会社ブラウンアンドウィリアムソン社元幹部が会社の不正を内部告発した実話を元にして作られた映画 |
疫学 |
病気が発生した原因や経路・分布などを追究する学問 |
恩賜タバコ |
皇室の恩賜・宮内庁の贈品としてのタバコだが06年末に廃止と発表 |
解離性大動脈瘤 |
喫煙が主な原因で死亡率は発症から1週間以内で60%以上 |
化学物質 |
咽頭がん(喫煙がその原因の70%)の原因。タバコ煙に含まれる化学物質は約4000種類 |
嗅ぎタバコ |
タバコの粉を鼻の粘膜に付着させてニコチンを摂取する喫煙 |
覚醒剤 |
覚醒剤取締法違反で逮捕された被疑者のほぼ100%が喫煙者だった。アメリカでは、タバコはゲートウェイドラッグと呼ばれ、そこから各種薬物に手を出すようになるとされる |
火災 |
発生原因の約1割はタバコ(の火種) |
噛みタバコ |
乾燥したタバコの葉を口内(歯茎・舌)で噛むタバコ。嗅ぎタバコと同じく欧米で社会問題化 |
換気扇 |
空気そのものを外部に放り出すので清浄化は空気清浄機よりはマシ |
環境省 |
タバコに関する環境問題を取り扱うが、権限弱し |
環境タバコ煙 |
副流煙と喫煙者が吐き出す煙(呼出煙)と同じ意味で英語のEnvironmental-Tobacco-Smokeの訳。 |
がん検診 |
肺がん検診で肺がんが発見される確率は年間700万人中3000人程度、肺がん死は毎年6万人。つまりほとんど意味がない(肺がん検診そのものは、肺がん患者の予後にほとんど影響しない) |
冠状動脈疾患 |
狭心症や心筋梗塞などの総称で、5大発症要因は1.喫煙2.高血圧3.糖尿病4.高コレステロール(且つ善玉コレステロール値が低い) |
間接広告 |
タバコ銘柄柄を指定しないでする広告、JTが行うマナーに名を借りた広告がこれにあたる |
完全分煙 |
例えば、喫煙所がガラス張りになっていて喫煙所内の空気が外に漏れてこない状態のこと |
冠大会 |
タバコ会社やタバコ銘柄のロゴをつけたスポーツ・音楽・芸能などのイベント。ゴルフの「マイルドセブンカップ」が代表例 |
完全分煙 |
喫煙所がガラス張りになっていて喫煙所内の空気が外に漏れてこない状態のこと |
喫煙科学研究財団 |
1986年設立、JTから多額の寄付金をうけていて実質タバコ業界の御用団体となっている |
喫煙シーン |
ドラマやバラエティー番組などで人気タレントにやらせ的に喫煙させることがあり。こうしたものは大抵タバコ産業が資金提供を図っている |
喫煙者団体 |
03年誕生。喫煙規制が進んでいる外国では早くから各種結成されている |
喫煙率 |
(日本)1966年以降徐々に減少するが喫煙人口そのものはそれほど変わらず、(世界)先進国では減少するも途上国では増加中。 |
禁煙 |
喫煙を禁止する意味とタバコをやめる意味とあり、どちらも広汎に使用 |
禁煙運動 |
一般的には禁煙運動・卒煙運動・分煙運動・嫌煙運動など全部ひっくるめてごちゃ混ぜに禁煙運動といわれているが、喫煙者の卒煙やそれを目的とした社会の禁煙化をすすめる運動に限定するという新解釈もある |
禁煙外来 |
タバコをやめるための支援を行う専門科・最近この科目を担当する病院・診療所が増えている |
禁煙教育 |
学校の禁煙化が進むにつれてオリジナルの教材を使ったりして推進するようになってきた |
禁煙推進 |
議員連盟。超党派の議員によって結成された喫煙規制政策の集団 |
禁煙タクシー |
以前は認可制だったが現在は届出制、都道府県タクシー協会単位での実施が増加 |
禁煙団体 |
医師・教員など専門者の団体が多い、多くはNPOである |
禁煙ファシズム |
喫煙封殺(と彼らは主張)の動きを指す |
禁煙マラソン |
メーリングリストを利用した禁煙方法で禁煙に成功した人の助言を聞いたり自分の苦悩を打ち明けたりすることによって禁煙に導く。一年後の禁煙率は驚異的に高く世界各国からも注目されているもの |
禁断症状 |
薬物の効果が切れたときに起こる精神的・身体的な症状のこと |
空気清浄機 |
基本的に空気清浄機では一酸化炭素・窒素酸化物などガス成分の除去は不可で粒子状物質に関しても全てを除去することは困難であり、禁煙分煙を目的とした使用は意味がない |
携帯灰皿 |
結果的に歩行喫煙を助長しているだけ。 |
ゲートウェイドラッグ |
コカインやヘロイン・覚醒剤など違法薬物を使用するきっかけになる薬物。タバコや合法ドラッグなどが該当 |
健康増進法 |
(タバコ問題に限定して)、公共の場における禁煙化を努力義務化した法律。公共施設の禁煙化は進むも飲食店などは遅れている |
健康日本21 |
旧厚生省が2010年までに国民がより健康に生活できるための政策・目標を定めたもの |
健康番組 |
TVなどでよくやっているが、タバコ産業のマスコミへの介入がひどくタバコ問題はほとんど放映されない |
嫌煙権 |
「タバコ煙に晒されない権利」、単に喫煙者に対する憎悪をぶちまける権利ではない |
嫌煙権訴訟 |
1980年に国鉄の鉄道車両の半分を禁煙席にすることを求めておこした裁判。87年一審敗訴確定。この間に禁煙エリアは拡大し実質的な勝訴を勝ち取る |
誤飲事故 |
子供が誤って毒劇物・危険物や硬貨などを飲み込む事故のうちタバコは約半数。特にタバコ水溶液(水をためた灰皿)を飲み込んだ場合吸収が早く死亡する危険性あり |
校舎内禁煙 |
学校など教育施設内部を禁煙化すること |
喉頭がん |
声帯周辺に発生するがんで、喫煙者がその90%以上を占める |
御用学者 |
タバコ産業に買収されて、産業側に都合のいい論文を書いたりマスコミで論説する学者(学者でなくてもいるが) |
財務省 |
タバコに関する権限を持つ(税関係・販売許認可・葉タバコ耕作など) |
残留受動喫煙 |
タバコの煙成分が部屋やものにしみ込み、煙が消失した後も、有害な化学物質を放出し、それによって健康被害を受けることです。 |
COPD |
肺気腫の名で知られる、肺胞が壊され徐々に肺活量が落ち呼吸困難になる |
JT |
日本タバコ産業株式会社 |
紫煙 |
タバコの先から出る副流煙のことで紫がかって見えることからこうよばれる |
敷地内禁煙 |
敷地を含めた完全な禁煙のこと |
嗜好品 |
栄養のためでない摂取をする物のことだが、タバコは命を奪う死向品であろう |
自動販売機 |
全国に50万台以上普及。金さえ入れれば誰でも買えるものを設置して未成年喫煙防止などとのたまう欺瞞の箱 |
歯肉がん |
虫歯や合わない金歯・入れ歯などが原因であるが喫煙との関連も大きい |
受動喫煙 |
直接タバコを吸わないが主流煙・副流煙を含む空気を吸い込むこと |
主流煙 |
喫煙者が吸い込むタバコの煙 |
食道がん |
喫煙・アルコール度数の高い酒を飲むことが原因で起きる |
心筋梗塞 |
喫煙・肥満など生活習慣の問題からひき起こされる疾患、死亡率が高い |
身体依存 |
薬物の効果が切れたときに身体に直接現れる症状 |
吸いすぎ |
タバコ喫煙に「し過ぎ」はない |
ストレス |
「タバコを吸うとストレスが解消される」のではなく「タバコの依存性からタバコを吸わずにはいられない、そのことがストレスの原因」である |
SMOKEFREE |
オーストラリアなどで使用される禁煙表示。「自由に喫煙できる」という意味ではない |
生活習慣病 |
喫煙・肥満・運動不足など生活のスタイルに起因する疾患・疾病で以前は成人病といわれていた |
成人病 |
上記に追加して、青少年にも「成人病」の患者が増え実態に合わなくなったため現在は使用しない |
精神依存 |
依存性を持つ薬物に対する(それを摂取しなければ精神的に気がすまないという)欲求のこと |
世界禁煙デー |
WHOが制定した禁煙促進のための記念日、毎年5月31日である |
舌がん |
喫煙との関連が大きいがほとんど知られていない |
腺がん |
肺の奥にできるがん。非喫煙者も受動喫煙により発生危険性が高まる |
全国タバコ販売 |
協同組合連合会 |
ぜんそく |
親が喫煙者の場合子供が喘息に罹患する確率が高くなる |
専売公社 |
JT(日本タバコ産業株式会社)が民営化される前の組織 |
卒煙 |
タバコ依存から脱したことをさす言葉一時的にやめる禁煙とは区別される |
タール |
タバコに含まれる3大有害物質のひとつで発がん物質 |
退薬症状 |
薬物の効果が切れたときに起こる精神的・身体的な症状のこと |
ダイオキシン |
タバコの燃焼によって発生する。空気中のダイオキシンをタバコ葉が吸収することが原因 |
代償喫煙 |
ニコチン量が少ないタバコを吸っても、体が要求する量を満たすために深く吸う。1本で足りず2本吸うというように、結果的にニコチン量が多いタバコを吸うことと変わらなくなると説明するとわかりやすい |
taspo |
ICカードによる自販機成年認証システム08年7月より全国で切り替わる |
タイムラグ |
例えば、タバコ喫煙開始から肺がん発生までは統計結果から30年以上かかることが明らかになっている |
タバコ依存 |
般に対する依存の意味で使うこともあるタバコに含まれるニコチンを体内に取り込まなければ気がすまなくなっている状態でタバコを吸うしぐさなど喫煙のための行動全 |
タバコ規制 |
枠組条約 |
タバコ広告 |
実質野放し状態だったが04年以降一定の歯止めはかかる予定 |
タバコ事業法 |
「国民にたくさんタバコを吸って国家財政に貢献してもらおう」という国民に不健康を推進している法律 |
タバコ税 |
04年現在、タバコの価格のうち税は60% |
タバコ白書 |
厚生省(現:厚生労働省)が発行した。正式名称「喫煙と健康問題に関する報告書」タバコに関する権限を財務省が握っているため報告書を作っても財務省以外の省庁連合による実効的な対策はほとんどできない状況 |
タバコ販売店 |
2005年度の時点で30万4000店舗ある |
タバコ病訴訟 |
1998年喫煙が原因とされる病気(肺がんなど)の患者がJT・国を相手取り起こした裁判 |
タバコ文化論 |
「タバコは粋な文化」や「忙しい現代社会を生きるための息抜きのためのタバコ」など健康問題やタバコが起因する問題を無視 |
タバコ輸出促進法 |
かつてアメリカのタバコ会社が国内のタバコ規制により販路を海外に求めた時に政治献金で議員に陳情して作らせた法律 |
WHO |
日本語名:世界保健機関、国連の関連部署 |
注意表示 |
かつてより具体的に明示するようになったが諸外国では肺がん患者の肺写真貼付などもっと強烈なものもある |
千代田区 |
歩行喫煙に制裁金(行政罰)をかけ実行した日本で最初の自治体今までに数百人が制裁金を支払った |
チャコールフィルター |
アセテートのフィルターと、活性炭が混ざったフィルターがダブルで装着されているフィルター。世のタバコの大半がこれ。 |
低タールタバコ |
一定の測定条件下で煙に含まれるタールの量が少なくなるよう、フィルター部分の工夫などにより調節されたタバコ。 |
電通 |
タバコ広告の取扱最大手。第2位は博報堂。専門の部署まであり日夜未成年者を喫煙者にしようと奮闘中だそうです |
ニコチン |
タバコ葉に含まれる物質 |
ニコチン依存 |
タバコに含まれるニコチンを体内に取り込まなければ気がすまなくなっている状態 |
ニコチンガム |
ニコチンを含んだガムを噛むことによって禁煙を支援する薬剤、もちろんこれに頼らなくても禁煙は可能 |
ニコチンパッチ |
ニコチンを含んだ湿布を体に貼り付けることによって禁煙を支援する薬剤 |
ニトロソアミン |
強力な発ガン物質で副流煙に大量に含まれる |
日本医師会 |
最近禁煙宣言をした |
日本タバコ協会 |
日本国内でタバコを製造・販売・輸出入する企業が結成している団体 |
乳幼児突然死 |
親、特に母親が喫煙する場合そうでない場合と比べて乳幼児突然死をおこしやすい |
妊娠障害 |
妊婦が喫煙することによって胎児が被る障害 |
ネオシーダー |
タール・ニコチンともに含有しタバコそのものである |
燃焼温度 |
主流煙:850~900℃ |
脳梗塞 |
脳の血管が詰まる病気 |
能動喫煙 |
喫煙者が喫煙すること |
肺がん |
喫煙・受動喫煙が原因の85%以上を占める病気 |
肺気腫 |
COPDと同じ、遺伝的な原因でなる人もいるがまれ |
パイプタバコ |
有害性は紙巻とほぼ変わらない |
発がん物質 |
タバコ煙に含まれるものは200種類以上 |
葉巻タバコ |
有害性は紙巻とほぼ変わらない |
ピル |
35歳以上で且つ喫煙する女性が使用すると血栓を起こしやすくなる危険性あり |
フィリップモリス |
世界最大のタバコ会社、最近「アルトリアグループ」と名称変更 |
フィルター |
健康への寄与は代償喫煙のためにほとんどなし |
深浦町(青森県) |
全国初のタバコ自動販売機撤去条例を施行した自治体(実際には撤去されてないけど) |
不完全分煙 |
例えば、飲食店で禁煙席はあるがすぐ隣が喫煙席で煙が流れてくる状態 |
ブリンクマン指数 |
健康と喫煙の関係を示す指数で,「1日の喫煙本数×喫煙年数」で表される。この指数が大きいほど,肺癌の発病率が高い |
副流煙 |
燃焼しているタバコの先から出る煙 |
分煙 |
禁煙エリアと喫煙エリアを分けること |
ベンツピレン |
ニトロソアミンと同じく発ガン物質 |
扁平上皮がん |
肺の入り口・その周辺にできるがん |
膀胱がん |
喫煙者がかかる危険性は非喫煙者の2~3倍 |
歩行喫煙 |
言葉のとおりで人に当たればケガ・やけどさせるだろうし、物に当たれば実費を弁償させられてしまうだろう |
マイルド |
タバコ規制枠組条約では、「ライト」「マイルド」など健康に対する危険度が軽減されると誤解を与える表記を禁止にする |
マイクロタバコ |
一番小さい電子タバコです。従来のタバコの大きさに似ている。50mmから90mmの電子タバコで、0.5mlから1mlのリキッドが入る。 |
マナー |
喫煙をマナーの問題とするのは、タバコ産業が喫煙が原因の疾病や社会的損失から目をそらさせるために画策し広めたもので諸外国ではこのような論法は取らない |
マルボロマン |
初代の人は肺がんで死にました |
慢性気管支炎 |
喫煙者に発症者が多い数ヶ月から数年にわたって痰を伴う咳が出る気管支炎 |
未成年者 |
喫煙禁止法 |
密輸 |
タバコの価格が高い地域・マフィアが暗躍している国への密輸は国際問題化している |
無煙タバコ |
粉末状の葉タバコを詰めたカートリッジを、パイプ状の本体に入れて使います。火を使わず、煙も出さずに味わう「かぎタバコ」の一種であり、ニコチンが含まれ、タバコの味や香りを鼻孔の粘膜、口腔内粘膜などから摂取して味わうもの。 |
メンソールタバコ |
非メンソールタバコより煙を深く吸い込む傾向があり危険度はより大きい |
輸出 |
基本的に先進国ではタバコの売上は減少または横ばい状態のため、アメリカタバコ会社・JTは発展途上国特に東アジア・東欧に販売・輸出攻勢を掛けている |
ヨーロッパ |
一般的に男女の喫煙率がほぼ同じであり北欧は南欧よりも喫煙規制が進んでいる |
呼出煙 |
ドアを閉めて屋外やベランダで吸う方、台所の換気扇の下で吸う方、喫煙所を利用し吸う方、周囲に煙の影響がないように配慮をしていても、実はニコチンなどの有害成分はしっかりと衣服や髪の毛に付着し、屋外から中に持ち込んでしまうことになります。喫煙者の呼気から徐々に放出され、空気中に拡散して影響を与え続けています。 |
ライトタバコ |
タール・ニコチン量が少ないタバコのこと、だからといって健康に対する悪影響を減らす効果はほとんどない。 |
和歌山県 |
全県挙げての公立学校敷地内全面禁煙化を行った自治体その後各地方公共団体がこれに倣い禁煙化が進む |